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弁護士の訪問相談サービス「アウトリーチ」

弁護士の訪問相談サービス「アウトリーチ」

福岡弁護士会と法テラス福岡が共同して「アウトリーチ」と呼ばれる出張相談サービスを昨年の11月から開始したそうです。
詳しい内容はこちらから

アウトリーチとは

アウトリーチ(outreach)とはもともと、「手を伸ばす」ことを意味し、主に公共機関が、援助が必要な人たちに、積極的に働きかけて支援の実現をめざすことをいいます。
医療や介護の分野で、在宅の患者や要介護者を訪問して社会生活を支援する活動などを意味することが多いようです。

今回弁護士会が始めたのは、弁護士の出張相談サービスです。法的トラブルに遭った場合には、自分で法律事務所や相談センターに出向いたり、電話したりするのが一般的ですが、なかなか自分では相談に出向かない方も多いのが現状。
特に高齢者や障害者は何らかのトラブルに巻き込まれても、相談しないことも多々あり、問題が表面化したときには相当こじれている場合が多いようです。
弁護士が市内の福祉事務所に月数度訪問して、多重債務や相続など様々な相談を受けています。

弁護士の新たな市場となるか

弁護士への相談は敷居が高いと考えている人が多いのが現状。その敷居を低くするという意味では、出張サービスは有用であるといえるでしょう。また潜在的なニーズを掘り起こすことで、弁護士の案件獲得の機会を増やすという効果もあるかもしれません。
アウトリーチは高い報酬が期待できるわけではありませんし、出張する労力もいりますので、弁護士としてあまり旨みがないようにも思えます。もっとも、仕事の無い弁護士が増えているなかで、昔はあまりやりたがる人のいなかった、当番弁護や国選弁護を引き受ける弁護士も多くなっているという話も耳にします。
こうしたことから、報酬は低くてもアウトリーチを行う弁護士は増えていくかもしれません。

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